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天保水滸伝遺品館

2023.3.9

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浪曲で有名な天保水滸伝は、江戸時代後期の侠客笹川繁蔵と十手持ちの飯岡助五郎の争いをモデルとして描かれております。
笹川繁蔵(1810-1847)は、下総須賀山村(現在の東庄町)に生まれ、力士を目指して江戸に出ましたが、後に故郷の東庄町笹川に戻り、博徒となりました。


当時利根川は、江戸へ物資を運ぶ水運で賑わっており、笹川河岸の賭場を仕切るまでとなった繁蔵と漁業で栄える旭市飯岡の飯岡助五郎との間で大きな争いに発展しました。同じ時代に生きた二人の侠客の物語が浪曲を通じて今に伝わります。
本遺品館では、町内から寄贈され、今に伝わる繁蔵愛用のキセルや平手造酒の徳利やなどを展示しております。また近くには繁蔵が眠る延命寺があり、シンボルであるサイコロの記念碑を象っております。