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東大社

2023.3.9

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 東大社は、景行天皇が東国巡幸の折に、春臣命に命じ、海神の御女、玉依姫尊(タマヨリビメ)を祀り、東海の鎮護としたことが始まりとされます。

 1,800年以上の歴史があります。20年ごとの春に「式年神幸祭」が開催され、総勢3,000人余りが参加、槍や鉄砲を持った大名行列を中心に、銚子市外川まで2泊3日がかりで練り歩く東総地方最大級のお祭りです。
 また神輿を担いで銚子市桜井町に面した利根川にお浜降りをする桜井御神幸も行われます。4月9日の早朝、神輿は東大社で出御祭典などを行った後、山田の坂を上り、桜井町に入ると、同町内会役員の先導でご産宮に奉安されます。
 そこでは、東庄町青馬、宮本区と銚子市桜井町の関係者うち揃っての祭典が行われた後、桜井町内会の人々により、お浜降りが行われます。
 東大社の流鏑馬(やぶさめ)は、今から約900年の康和年間から始まった、と伝えられ、昔は鎧、直垂を着けた射手が乗馬のまま紅白の矢を放ち、奏楽のうちに社殿を一周、さらに第二番以下の御的に向かって矢を放つ勇壮な神事でありました。
 現在では、馬が手に入らなくなったため、騎射装束の神官が社前の庭から矢を射る形に変わっているとされます。
 この矢を拾うと子供が授かる、幸運の恵みがあるとされ、見物客は競って拾い集めます。

やぶさめの様子(資料提供:
東庄町役場)

所在地

〒289-0614 千葉県香取郡東庄町宮本406